インプラントは保険が適用されるか


インプラントは検査から始まります。
写真撮影・模型作成・口腔内検査を経て、口の中や顎の骨がどういう状況であるのか、正確に把握していきます。
一般に、インプラントは保険の適用を受けられないといわれていますが、他の治療の一環として検査を行なう場合は、保険の適用が受けられる場合もあります。
虫歯や歯茎の持病がある場合は、インプラントを機に治療を済ませてしまいましょう。

実際にインプラント治療を始める前に、カウンセリングを実施しているクリニックもあります。
費用や保証など、疑問に思う点があればこの際に聞いておきましょう。
インプラントに関しては、施術する医師によって技法や費用が異なります。
必要であれば、セカンドオピニオンの導入も検討してください。
尚、カウンセリングについては無料で実施しているところもあります。

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検査とカウンセリングが終了したら、治療のスケジュールを決めていきます。
この時点で、骨造成をするか否かを決めたり、上部構造(人工の歯)の素材を選びます。
治療法によって保険の適用範囲や費用が異なるので、できるだけ詳細に治療計画を検討しておきましょう。
それぞれの治療法にメリット、デメリットがありますから、医師の説明をしっかりと理解したうえで、治療を始めるようにしましょう。
喫煙者に対しては、禁煙指導が行なわれる可能性もあります。
喫煙は治療が成功する可能性を落としてしまうため、必ず医師の指示に従ってください。

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インプラントの事前治療は保険が適用されるか


実際にインプラントの治療を始める前に、虫歯や歯周病などの治療を行ない、口の環境を整える場合があります。
簡単な治療については保険が適用されますから、この時点ではそれほど費用を心配しなくても良いでしょう。
また、事前治療の結果、インプラント治療そのものが不要になるケースもあります。
例えば、中等度歯周炎が進行している歯については、エムドゲインにより骨を再生し、健康な歯を取り戻せる可能性があります。

歯が抜けたまま時間が経過すると、次第に骨が痩せてしまい、インプラント治療が困難になるケースもあります。
こうした患者に対しては、骨造成という技術によって、インプラトができる土台を作ります。
骨造成の他にも、必要に応じて矯正治療を併用する場合もあります。
いずれも保険の適用を受けられない場合が多いですから、事前治療で数十万円単位の費用が生じることもあるようです。

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事前治療に手間を要するケースとしては、骨が薄い場合や、歯が抜けてしまったまま時間が経過し、歯が動いている(傾いている)場合が挙げられます。
骨に問題がある場合は、GBR、ボーングラフト、サイナスリフトなどを行い、インプラントと同時に骨造成を行ないます。
歯並びに問題があるケースについては、矯正治療を行い、歯を適切な位置にし、最適なかみ合せを目指します。
保険の適用を受けられない場合がほとんどですが、施術方法は豊富にありますから、安価な治療プランを選択することは可能です。

しかし、中には事前治療の段階でインプラント治療を諦めてしまう患者さんもいるようです。
ただし、歯の問題は放置しておくといずれは不具合が顕在化し、様々なトラブルを招いてしまいます。
問題が深刻化するとそれだけ治療費も大きくなりますから、できるだけ早期に治療を始めておきましょう。

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インプラントに保険が適用されないのはなぜか


日本では、国民のほぼ全員が、何らかの健康保険に加入しています。
しかし、インプラントや歯科矯正などの治療については、保険が適用されません。
これはなぜでしょうか。
その理由は、日本における保険診療の成り立ちにあると考えられます。
国民皆保険の制度は、全ての国民が生きていくうえで「最低限の医療」を受けられるように、という趣旨でスタートしました。
そのため、オプションで選択できるような「より良い治療」については、保険の適用が認められていないのです。

本来、歯根治療は技術的に難しく、高度な医療が要求される分野です。
しかし、完璧な治療を実践しようとすると、コストと時間の両面で、クリニックの経営を圧迫してしまうのです。
そのため、日本では6割から7割の「最低限の医療」で治療を終えてしまうケースが大半です。

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たしかに、虫歯を治療し、入れ歯を作るなりすれば、生きていくうえでの支障は生じません。
患者さんの中にも、インプラントを「贅沢な」治療として退けてしまう気風もあるようです。
歯科矯正にしても、治療というよりは整形に近いイメージをお持ちの方が多いのではないでしょうか。

しかし、欧米では歯の治療に十分な時間をかけられるシステムが整っています。
歯石除去ひとつとってみても、アメリカでは日本の17倍、イギリスで18倍、フランスで4倍の治療費のもとで徹底的に行なわれます。
歯根治療は1本あたり200~300ドルの費用を投じて、保険の適用外の治療を行なう患者さんも少なくありません。
インプラントについて考えるとき、我々は「治療の質」というものについて注意を向けるべきなのかもしれません。

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